山口スバル株式会社山口スバル株式会社

SHOP TOPICS

G-PARK下関

話題の車?

投稿日:2020年2月8日 更新日:

お世話になっております。

本社の人に「なんか目に覇気がないけど大丈夫?」と言われましたが、そんなに覇気のない目してますかね?僕。

 

 

 

さてさてみなさん。去年の年末にアップしたこの写真覚えてますでしょうか?

 

 

 

僕がウキウキワクワクしながら行ったのはいいですけど、深夜12時という常識外れな時間に行ったせいで見れなかったスーパーカーたち。→その時の内容

 

 

 

・・・はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リベンジしてまいりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総額いくらなんですか?私、ドバイに来たのですか?

 

手前からフェラーリF430・フォードGT・ポルシェ930型911ターボカブリオレですね。

 

とりあえず一台ずつ・・・。

 

 

フェラーリF430、20004年に360モデナの後継車としてデビュー。2009年まで製造されました。

・・・ってもうこの車も製造が終了して11年経つのですね。時の流れの速さに驚きです・・・。

 

当時イタリアの有名カーデザインメーカーのピニンファリーナ在籍のフランク・ステファンの美しいデザインは古さを感じさせないですね。

車体は大ヒットした360モデナをベースに開発され、エンジンもF355や360モデナに採用されたV8エンジンをベースに、360よりもパワフルなエンジンに仕上げられました。

また、F1参戦により培われた技術をフィードバックしており、ローンチコントロールや電子式のLSD、カーボン製のブレーキなども積極的に採用されました。

 

展示してある車両は、社外エアロ(メーカー不明)を纏っており、より攻撃的なデザインに仕上がってますね。

 

 

 

 

話題の車と言えばこれでしょ。

 

そうです。映画「フォードVSフェラーリ」の主人公でもあるFord GT40 MK2。

 

実車はすでに20億円以上の価値があります。

そのため展示横に記載もありましたが、レプリカだそうです。とはいえども現在製造されているレプリカでも3000万円近くするので安くはないですよね。一般庶民の私にとっては高嶺・・・、いや高値の花です。

 

しかしレプリカといえども、南アフリカにあるSuperformane社製造のFord GT40のレプリカもオリジナルと部品の互換が8割近くあり、なおかつ現代の道路事情にあうように足回りやブレーキ等はアップグレードを行ったものになっております。

展示車も一般的に乗ることを想定してか、スピーカーやドラレコも装備されていました。

 

 

 

GT40の40の由来は有名ですね。

全高が40インチ(1016mm)しかないのでGT40と言われてますが、フォード社内ではただただ「GT」としか言われていませんでした。

しかし、全高が1mちょっとって低すぎですよね。スバルで販売している一番全高が低いBRZですら1m32cmあるので、その低さがわかります。

新車でてっとり早く合法的にシャコタンに乗りたければ僕はGT40を買えばいいと思います。

 

エンジンはオリジナルはシェルビー製7Lでホーリー社製のキャブレターですが、レプリカのこの車両はたぶんフォードモータースポーツ社製のV8あたりだと思います。たぶん・・・。

 

しかし、この洗練された中にもアメリカの大味なところが味わえるこの車は大好きです。実際、ヨーロッパでおける自動車レースというのは当時も貴族の遊び・・・、というか度胸試しとでもいうのでしょうか。そこにアメリカのレースの経験もなく、自動車で大量生産で成り上がったフォードが挑み、貴族たちの鼻をへし折ってやったたのですからすごいことです。その後4年連続でフォードはこのGT40でルマン24時間耐久レースを制し、現代でも伝説的なレーシングカーの一台になったというわけです。フォード自身も2005年にオリジナルのデザインを継承しつつ現代基準にアップデートした「フォードGT」を製作、販売しました。

日本にも数台並行輸入で持ち込まれております。

見ることが出来れば一度お目にかかりたいと思っております。

 

 

 

最後はこちら、ポルシェ930ターボカブリオレ。

 

こんな車あったっけ?って最初見たとき思ったのですがそれもそうでしょう。

調べてみたら1988年から1989年の2年間しか製造しておらず、総生産台数も世界で844台と大変希少な激レアカーです。

 

確か88年式まで930ターボで4速MTだったんですよね。ポルシェは「パワーがあるので4速MTのワイドレンジで充分。」みたいな説明をしていたみたいですが、どうも5速MTはターボのパワーには耐えれなかったって逸話もあります。真意はわかりませんが・・・。88年式からよーやくターボも5速MT化。5速って聞くとなんとか現代基準に感じますよね。ハイパフォーマンスカーで4速はちょっと面白みに欠けます。実用車じゃあるまいし・・・。

 

しかし、世界のスポーツカーのベンチマークの常はポルシェなのではないかと僕は思っております。伝統と革新を兼ね備え、日常使いもでき、走行性能も高い。VWビートルから続くフェルディナンド・ポルシェ博士の思想はずっと現代の911型ポルシェにも引き継がれてると思います。

 

 

それとスバルとポルシェの共通点と言えば水平対向エンジン。どちらも走行性能の向上のために、他社が見切りをつけたエンジンを新しい技術を用いて直列エンジンやV型エンジンにも引けを取らないものを作っていると思ってます。

ポルシェにはポルシェ博士の、スバルには百瀬さんの思想が現在でも根強く残っているから、多くの人を取り込んでいってるのじゃないかなと思っております。

 

 

・・・ということでスバルはシンメトリカルAWDもいいですが、もっと縦置きFFの優位性と、「これがなかったらシンメトリカルAWDはなかったんだぞ!」というアピールをしてもいいと思うんですよね。

 

なかなか〆時が分らなくなってきたので今日はこの辺で。

 

ではまた。